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ビカクシダ 春の育て方

こんにちは。生存報告です。うそうそw

 

さて4月に入りましたね。日によっては真夏か…と言うほど暑い日がある春になりました。

 

皆さんのお宅のビカクシダもそろそろ変化が目に見て見える様になっているのではないでしょうか。

例えば…

 

•冬の間、胞子葉も貯水葉も全く出さなかった株の成長点がモゾモゾしてる

 

•冬に展開した葉とは全然違う勢いの葉が出てきた

 

うちのコロナリウムさんも立派な胞子葉展開中です。

•やけに水苔の乾くスピードが速いな

 

これらはビカクシダが春を感じて、今までの鈍化していた成長から夏に向けギアが変わったことを意味しています。

 

このギアのシフトチェンジが早ければ早いほど春夏秋の生育期間が伸びますのでしっかりポイントをおさえて飛躍させてやりましょう。

 

•肥料に関して

結構梅雨明けまでやらなくて良いと色々なところでなっていますが、個人的には今の日本における梅雨の考え方が昔と変わってきており、明確な梅雨が無くなってきていたり、時期そのものがずれていると感じますので正しくないと思ってます。

 

ビカクシダにおける肥料は欲しがっていたらやる、が正解だと思っているので自分は初冬や、今の時期でも全然やってます。むしろやらない時期は厳冬と言われる時期11月終盤から3月初旬まで。それ以外は濃さや頻度の程度こそありますが意外と施肥してます。

 

今の時期はいわゆる厳冬からの立ち上がり時期ですので肥料はやった方が良いでしょう。ただし「極薄く、頻度多め」です。

 

•日当たりに関して

今まで室内で冬を越していた株をそろそろ暖かい日は外に出したいと感じている方多いのではないでしょうか。

はい、ぜひ出してやってください。ただし条件があります。

•20度以上の日を中心に

•最初は曇りの日がおすすめ

•夕方から夜間は室内に戻す

 

特に、出だしからめちゃ晴れた日で日差しが強いと簡単に葉焼けしますので注意。曇り→半日陰→晴天を時間をかけてやってください。

 

•水やりペースに関して

昼間外に出す様になると、外の空気の流れや、ビカクシダそのものの水の吸い上げ能力向上で今までの室内とは比べ物にならないくらい乾くことがあります。室内に取り入れる際、どれくらい乾いたか必ず確認し、乾いていたら「翌日の午前中に」たっぷり水やりしてください。

夜間は水の吸い上げはあまり気にしなくて良いし、冷え込む可能性がある為、翌日午前をお勧めします。