Atsuta Bar

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【画像多め】リドレイの胞子培養 結構重要な注意点とか

こんばんわ。atsutaです。

 

最近のマイブームでリドレイの胞子培養をしているのですが依然上げた記事以外での注意点、細かいことなどをこちらで上げたいと思います。

 

基本的なものは以下にまとめてありますので、こちらを参照してください。

tachinekoinuo.hatenablog.com

 

まず、胞子をまく段階の話。

 

胞子は完熟または、その一歩手前を使う

→胞子の完熟っていつやねんと思うかもしれませんが、要するに胞子を付けた胞子葉が枯れ落ちる時点で残っているものが完熟となります。

その一歩手前とは下の画像のような状態のこと。

この状態なら使用してOKです。ほぼ間違いなく発芽します。

 

どのタイミングで板付に移行するか

これは人によってかなり差があるようですが、うちではかなり早くに付けてしまいます。

 

発芽し本葉が出てきたころに、スペーシング → 下の画像程度まで来たら板付OKです。

この段階では2,3株混在しているのですべて生かすか、生育の悪いものは摘み取って破棄します。

 

で、板付をすると下のような感じになります。

・この時点では葉を無理に水苔にそわせて板付しません。無理にそわせようと葉を曲げると葉が折れます。ただでさえ少ない本葉を減らすのは避けたいところ。次の板替えのタイミングのころでOKです。

・この状態でも忘れずに薄目で肥料をやります。

・あまり水苔をカラカラにし過ぎないこと!

・あまりこの段階では神経質にならなくておk!水苔とか適当でもぜんっぜん問題ない!(どうせすぐに大きくなるので付け直す;;)最悪それなりの水苔がそれなりに付いてればいい。。

・回転や向きもこの段階では気にしなくておk

(わかるようになったら正すこと)

 

続いてちょっと技術的なお話・・・。

板付するほどの大きさになったリドレイは生長点が上に伸びていることが少なくありません。

画像が分かりにくくてすみません。。

この子株を板付しようとする際、今水苔が敷いてある箇所で板付してはいけません!

下の画像の赤線程度まで水苔を埋めることが重要です。

これが出来るか出来ないかで、その後の成長に大きくかかわります!!

なぜここまで埋める必要があるかというと上の画像の赤線の下からは大事な根が生えるからです。この根が生えるスペースに水苔が触れていないといつまでたっても根が出ません。そしていつまでたっても上に生長点が伸び続けてしまいます。

 

問題なく成長すれば2か月ほどで下の画像ほどの大きさになります。

このころは季節があっていると大きくなる速さが尋常じゃないので都度大きさにあった板に付け替え、水苔を足していくことが大切です。

あまり放っておくと、根の張るスペースが確保できないためなかなか大きくなれません。

 

このサイズくらいまで来ると安定期ですので人に譲るなり引き続き育てるなりしてください。

 

リドレイの胞子培養最大の注意点を最後に上げようと思います。

 

 

失敗しないからめっちゃ増えるわwww

※画像は一部 倍くらいある;

最大の問題点としては捌ききれるのか。。という点ですな。すでにかなりの数を捌いていますが恐らく追いつかない汗