Atsuta Bar

蘭やシダ。その他植物と生活のアイテム。

ウスネオイデス わかってきたこと

 

こんにちは。お久しぶりです。

 

数年前からウスネオイデスを栽培しており、少しずつクセというか、わかってきた事があったので書き出したいと思います。

 

1.水はすごい好き

2.蒸れは凄く苦手

3.寒さ暑さにはめっぽう強い

4.日差しはビカクシダと同じくらい

5.花かわいい

6.吊るし方あれこれ

 

 

1.水はすごい好き

ウスネオイデスに関しては他のチランジアと比べてかなり水好きと言えると思います。

夏場は朝やって夕方にもう一度、冬は毎朝水やりするくらい。

ただし、2で書く通り蒸れが苦手な面がありますので注意も必要です。

 

2.蒸れは苦手

どのチランジアにも言える事ですが、長期の蒸れは凄く苦手です。とは言え、1時間ぐらい浴室に濡れたまま忘れて置いといても全く問題ありません。

野生のウスネオイデスは雨で半日ぐらい濡れっぱなしなんてのはザラですし。

 

3.暑さ寒さには強い

まずウスネオイデスにおいてはかなり寒さに強いです。およそ5度程度までは耐えますし寒風もあまり気にならない様です。ただしそれ以下になると新葉から黄色なり成長が止まります。

暑さに関しては夏場の直射日光がガンガン当たる状況でなければ割と平気で過ごしてます。

 

4.日当たり

ビカクシダを管理している人にはわかりやすいと思いますが、割と日が好きで真夏以外は遮光もせずに普通に陽に当たってキラキラしてる事が好きみたいです。

 

5.花咲きます!

ウスネオイデスの花は一般のもので黄色。たまーに黒い花を見かけます。香りも少しですが良い香りがします。

 

6.吊るし方は色々ある

スタンダードにトップでまとめる方法や

 

百均のカゴに入れてみたり…

 

流木(ハンズで198円!)にかけてみたり…

 

百均の鳥かごオブジェに絡めてみたり…

 

色々考えてデコれるのが楽しい!

ビカクシダ リドレイを初めて育てる方へ

こんにちは。今回、私がお譲りした方向けでリドレイの育て方をお伝えできればと思い記事にしました。

•日当たりに関して

基本的に私の管理場所は梅雨前から秋口までは遮光ネット下となります。

夏場の理想は大きな木の下の木漏れ日の様な日当たりです。

遮光ネットは百均やホームセンターで販売している50%前後遮光のもので構いません。直射日光は葉焼けしますので真夏は避けてください。また、それ以外の季節でも日差しが強く感じられましたら適宜遮光をお願い致します。

 

•水やりに関して

水やりで重要なのは株全体が濡れ、水苔もしっかり濡れる事です。少しだけ水をやるのではなく、シャワーなどでしっかり株の上部から水をやってください。その際、株の下側の水苔がしっかり濡れている事を確認します。

一度上から水をやっても水苔の下側が乾いている場合、中まで水が入っていない事があります。数分おいてまた上から水をやってください。これを繰り返し下部の水苔に水が感じられる様にしてください。

非常にわかりにくくて申し訳ありません。上の画像で赤丸の辺りから水をやり、青丸の辺りを触って水を感じられるまでしっかり水をやります。

 

お譲りする株は子株ですが、いつも水を含んでベチャベチャに濡れているのはよろしくありませんが、乾きを放置するのも良くありません。メリハリのある管理が大切です。水を含んでいる時の重さを少し覚えておいて、株の下側の水苔が乾いていて持ち上げた時に軽さを感じたら水をやるタイミングです。

ビカクシダは水をやらなくてもそうそう枯れません。特にリドレイはずっと水がある状況は苦手で枯れを招きます。

 

•肥料に関して

可能でしたら生育期、春先〜秋まで肥料をやると成長が早いです。肥料は子株の間は極薄(液肥1000希釈倍の場合2000倍等)で回数多くがポイントです。春先などはこの薄さであれば一週間に一度でも問題ありません。また、肥料はやらなくても育ちます。心配でしたら極薄く回数少なめでやると宜しいでしょう。

 

•管理のコツ

リドレイは特に風が好きです。外気温が最低15度を切らない温度で戸外管理をするとよく育ちます。室内で管理する場合でもサーキュレーターや扇風機を回してあげてください。なお、エアコンの風は極度に乾燥している為、当てないようにしてください。

 

•ビカクシダに付く虫について

リドレイはビカクシダの中でも圧倒的に虫がつきやすい種類です。というのも、原産地では虫が付かない程の高さにいると言われており、虫に対する耐性があまりないと思われています。

 

その為、日本でよく発生するキノコバエやワラジムシは高頻度で発生します。どちらも生育には大きな影響はありませんが不快だと感じる場合、駆除材など検討してください。どの殺虫剤でも適用植物と適用害虫がありますので、必ず確認して下さい。適用に記載がないものは全て自己責任となります。

 なお、当方では薬害恐れのため、駆除剤の使用は一切致しておりませんので、大変申し訳ございませんが、ご了承いただきます様お願いいたします。

 

今回は梅雨明けから秋前までの管理です。他の季節の管理につきましては別途記事を作成したいと思っております。

 

•最後に

リドレイは難しいと聞くことがありますが私自身の経験上、今回書いた水やりや日照のルールを守っていればビカクシダの中ではかなり育てやすい部類だと思います。成長も早く、子株で買っても一年過ぎる頃には立派な株に成長し、愛着もわきます。

ここまで読んでいただいた方は是非リドレイをお迎えして育ててみてください。

ビカクシダの肥料について勢いで書く

そういえばビカクシダの肥料について書いてなかったですね。(わざと書いてこなかったんだけど)

 

ビカクシダにとって一番いい肥料それは………

 

正解は…

 

ありません!

 

というか、それぞれの水やり頻度とか乾き具合とか環境が違うし、さらには大きくしたいのか小さいままで良いのかによって変えていく必要があるから!

 

究極的に言えば自分ちで合う肥料と頻度は、自分で探すべき!だからビカクにはこれ!っていうのは信じちゃだめだよー

 

じゃあ子株のときは?大きくしたいんだけどって方は、薄く頻度多く肥料やって!

できれば液肥!化成で!

特に子株はやって!!

 

あんま大きくしたくないorもうでかいならゆっくり効く系の方がいいかも!有機とか。

それか2ヶ月に一回液肥とかでいいかも!

 

おすすめの肥料

個人的にはビカクはのびのび育ってほしいから液肥がおすすめ。とくにハイポネックスのどこのホームセンターでも売ってるやつ。

つーか、ほか使ったことないから知らんよ。どこでも買えるハイポにしとき。それか花工場。肥料なんて何処の買っても結局成分変わらんよ。安くてたくさん使えるので十分

 

置き肥はなんだかね、、色々使ったけど、化成でも効果あんだか無いんだかってのが多い気がするから私はやってないよ!たまーに置いてるけどいらんと思う!!結局落っこちてたり邪魔だからぺってしてるし。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ビカクシダ 春の育て方

こんにちは。生存報告です。うそうそw

 

さて4月に入りましたね。日によっては真夏か…と言うほど暑い日がある春になりました。

 

皆さんのお宅のビカクシダもそろそろ変化が目に見て見える様になっているのではないでしょうか。

例えば…

 

•冬の間、胞子葉も貯水葉も全く出さなかった株の成長点がモゾモゾしてる

 

•冬に展開した葉とは全然違う勢いの葉が出てきた

 

うちのコロナリウムさんも立派な胞子葉展開中です。

•やけに水苔の乾くスピードが速いな

 

これらはビカクシダが春を感じて、今までの鈍化していた成長から夏に向けギアが変わったことを意味しています。

 

このギアのシフトチェンジが早ければ早いほど春夏秋の生育期間が伸びますのでしっかりポイントをおさえて飛躍させてやりましょう。

 

•肥料に関して

結構梅雨明けまでやらなくて良いと色々なところでなっていますが、個人的には今の日本における梅雨の考え方が昔と変わってきており、明確な梅雨が無くなってきていたり、時期そのものがずれていると感じますので正しくないと思ってます。

 

ビカクシダにおける肥料は欲しがっていたらやる、が正解だと思っているので自分は初冬や、今の時期でも全然やってます。むしろやらない時期は厳冬と言われる時期11月終盤から3月初旬まで。それ以外は濃さや頻度の程度こそありますが意外と施肥してます。

 

今の時期はいわゆる厳冬からの立ち上がり時期ですので肥料はやった方が良いでしょう。ただし「極薄く、頻度多め」です。

 

•日当たりに関して

今まで室内で冬を越していた株をそろそろ暖かい日は外に出したいと感じている方多いのではないでしょうか。

はい、ぜひ出してやってください。ただし条件があります。

•20度以上の日を中心に

•最初は曇りの日がおすすめ

•夕方から夜間は室内に戻す

 

特に、出だしからめちゃ晴れた日で日差しが強いと簡単に葉焼けしますので注意。曇り→半日陰→晴天を時間をかけてやってください。

 

•水やりペースに関して

昼間外に出す様になると、外の空気の流れや、ビカクシダそのものの水の吸い上げ能力向上で今までの室内とは比べ物にならないくらい乾くことがあります。室内に取り入れる際、どれくらい乾いたか必ず確認し、乾いていたら「翌日の午前中に」たっぷり水やりしてください。

夜間は水の吸い上げはあまり気にしなくて良いし、冷え込む可能性がある為、翌日午前をお勧めします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【画像多め】リドレイの胞子培養 結構重要な注意点とか

こんばんわ。atsutaです。

 

最近のマイブームでリドレイの胞子培養をしているのですが依然上げた記事以外での注意点、細かいことなどをこちらで上げたいと思います。

 

基本的なものは以下にまとめてありますので、こちらを参照してください。

tachinekoinuo.hatenablog.com

 

まず、胞子をまく段階の話。

 

胞子は完熟または、その一歩手前を使う

→胞子の完熟っていつやねんと思うかもしれませんが、要するに胞子を付けた胞子葉が枯れ落ちる時点で残っているものが完熟となります。

その一歩手前とは下の画像のような状態のこと。

この状態なら使用してOKです。ほぼ間違いなく発芽します。

 

どのタイミングで板付に移行するか

これは人によってかなり差があるようですが、うちではかなり早くに付けてしまいます。

 

発芽し本葉が出てきたころに、スペーシング → 下の画像程度まで来たら板付OKです。

この段階では2,3株混在しているのですべて生かすか、生育の悪いものは摘み取って破棄します。

 

で、板付をすると下のような感じになります。

・この時点では葉を無理に水苔にそわせて板付しません。無理にそわせようと葉を曲げると葉が折れます。ただでさえ少ない本葉を減らすのは避けたいところ。次の板替えのタイミングのころでOKです。

・この状態でも忘れずに薄目で肥料をやります。

・あまり水苔をカラカラにし過ぎないこと!

・あまりこの段階では神経質にならなくておk!水苔とか適当でもぜんっぜん問題ない!(どうせすぐに大きくなるので付け直す;;)最悪それなりの水苔がそれなりに付いてればいい。。

・回転や向きもこの段階では気にしなくておk

(わかるようになったら正すこと)

 

続いてちょっと技術的なお話・・・。

板付するほどの大きさになったリドレイは生長点が上に伸びていることが少なくありません。

画像が分かりにくくてすみません。。

この子株を板付しようとする際、今水苔が敷いてある箇所で板付してはいけません!

下の画像の赤線程度まで水苔を埋めることが重要です。

これが出来るか出来ないかで、その後の成長に大きくかかわります!!

なぜここまで埋める必要があるかというと上の画像の赤線の下からは大事な根が生えるからです。この根が生えるスペースに水苔が触れていないといつまでたっても根が出ません。そしていつまでたっても上に生長点が伸び続けてしまいます。

 

問題なく成長すれば2か月ほどで下の画像ほどの大きさになります。

このころは季節があっていると大きくなる速さが尋常じゃないので都度大きさにあった板に付け替え、水苔を足していくことが大切です。

あまり放っておくと、根の張るスペースが確保できないためなかなか大きくなれません。

 

このサイズくらいまで来ると安定期ですので人に譲るなり引き続き育てるなりしてください。

 

リドレイの胞子培養最大の注意点を最後に上げようと思います。

 

 

失敗しないからめっちゃ増えるわwww

※画像は一部 倍くらいある;

最大の問題点としては捌ききれるのか。。という点ですな。すでにかなりの数を捌いていますが恐らく追いつかない汗

ビカクシダの種類。最近の所感

そろそろビカクを始めて4年ほどたつatsutaです。

 

結構、色々原種を中心に集めて来たのでそろそろ個人的所感をまとめたいと思います。

 

リドレイ

個人的には一番簡単な部類に入ると思います。簡単というかわかりやすいし扱いやすい種類ですね。成長もはやく、胞子から子株→中株も早いです。温度や風などルールさえ守ってればあまり文句も言わない種類です。

 

コロナリウム

株による笑 というか個性があるというのが正しいのかも。一度その環境に適合すると特に問題を起こさないタイプです。適応しないとグズグズと成長しないものもいるので欲しいのであれば出来れば国内管理株の胞子培養品とかを視野に入れてもいいかもです。

 

エリシー

ムズい。枯れはしないのだけれど胞子葉がうまく展開できにくかったり、休眠からの目覚めがやけに遅かったりで掴めないタイプです。なのでキレイな株は入手しにくいかも。でも個人的にはツヤっとした葉、まあるい貯水葉が好きなので続けていきたい種類ですね。

 

ホルタミー

デカくなる。子株~中株までは軍を抜いて簡単な部類です。唯一難点を上げるとしたら適宜板替え面倒なことぐらい。大株になると場所を取るので大型はマジで考えたほうがいい。あと、大きくなると蒸れも問題になるので雨が降ってきたら室内に取り込まなきゃなんだけどでかいのでマジで大変。蒸れが続くと黒くなって明らかに不調を訴える笑

 

エレファントティス系

ムズい方かも。蒸れに弱いイメージ。長雨に当てると機嫌をそこねて急に子株連発。親は死ぬ。終日室内くらいで丁度いいのかも。私にはあわないかな。

 

アルシコルネ アフリカ

結構休眠長め。心配になるレベル。なので意外と成長遅い。良くも悪くも普通。

 

ウィリンキー

成長遅い。子株時代が長いイメージ。強さはトップレベル。長雨も日照不足もあんまり文句言わない。ゆっくり育てるタイプやね。リドレイの真逆に位置するビカクの気がする。

 

まあ、こんな感じです。ところでリドレイの胞子培養やり過ぎてめっちゃあまりまくりんぐ。

 

欲しい人適当に連絡よろでーす!