【写真で見る】密集し過ぎたビフルカツムを切り刻んでみた
大きくなり過ぎたビフルカツムの解体を写真で振り返ります。
貴重な(?)「輪切り状態」や、「根」の写真も!
かなり大きく育ってしまってモンスターみたいになってしまっていたビフルカツム。
生育旺盛で、もともと複数株植えられた状態からそれぞれがそれぞれに育って訳の分からないことになってしまっています。
そろそろ暖かい日が続きそうなタイミングで株分けという名の間引き及び、付け替えを実施。
付け替えた後の完成体こちら↓
解体時の写真
惨殺殺人現場かよ。とw
この解体時にわかったことですが元々の植えられていた数は3で子株が1つ出ていました。
ここまで大きくなると、きちんと板付けできる形にするには株が重なり合っていたりするので株自体を切ったり隣接する株を潰したりしなければなりません。
その際のがっつり切った様子。というより輪切り。
この写真からわかるようにビカクシダは横にまっすぐ切断するとまるでバームクーヘンかほぐれていないツナ缶の様に貯水葉が重なり合っています。
一枚一枚がスポンジのような弾力があり、よく水を保持できそうな構造です。切った部分を手でぎゅっと、つまんでみると不思議な感触で、いうなればお菓子の麩菓子を固くしたような感触。食ったらうまそう。
でも、貯水葉って一枚一枚は結構薄い様に見えて、成長点に近い部分は意外と厚いんですね。 という事はやはり、株全体のドライアウトより成長点付近のドライアウトが最も駄目という事でしょう。(結構重要かも)
この切られた部分には全体が丸くなるように多めの水苔で穴埋めをします。
ちょうどこの部分ですね。
この部分は貯水葉が展開して来れば覆い被さってほとんどわからなくなると思います。
また、今回解体により「ビカクシダの根」の見やすい写真が撮れましたので上げておきます。
根は既に水苔全体に回っており、水苔にほぼ同化する形で食い込んでいるため木製バスケットから外すのも一苦労。最終的に撮影しながらは無理と判断し足も使って取り外しましたw そのため、写真はありません。
一応このあと板付けし、次回水やりをする時にメネデールをやればほぼ完了です。
あとは春ごろまでに根が動き、春先には現在の貯水葉が展開するでしょう。
輪切りもしているし、無駄にビロビロと展開していた貯水葉も切ったし、多すぎた胞子葉も整理。今回は大掛かりな作業となりました。
でも、元の水苔も大幅に残したため復帰は早いはず。復帰の兆しが見えたらまたアップしますね(・ω・)ノシ