コロナリウム 着生材
我が家には2つのコロナリウムがいる。
一方はぷりぷりツヤツヤなヘゴ板につけたベビー。
もう一方は新しい葉が育つたびに委縮(小さくなること)し、たぶん親が死んで現在、子が何とか生きている状態のコロナリウムである。
全体的につやもなく、色もあまりよくない。根の状態を確認するとコルクには全くついておらずすぐに水苔ごとするっと外れる状態だ。
一体この2体には何の差があるのだろうと考えた。水やりの頻度などの差、LEDライトの光の強さの差、水苔の量。とくに大きな差は正直言って、ない。
そこで明らかな差に気が付いてしまった。調子が悪いコロナリウムはコルク板につけているのだ。プリプリベビーはヘゴ板。もしかして・・・!
先日、着生材の私見を述べたがコルク板は以下の特徴がある。
・コルク板自体が水を吸わず、保水性0
・コルク板の表面は根が張れるような凸凹がある。
・コルク板は風が通らない。(なにもしなければ)
この状況から考えて、コロナリウムにはもしかするとヘゴ板のほうが相性がいいのかもしれない。
先日実はこのコロナ禍の最中ではあるが、プリプリベビーのヘゴが小さくそろそろ本体がヘゴ板全体を包んでしまいそうだったので、オザキフラワーパークに行きヘゴ板を入手してきたのである。
ところで、正直言ってヘゴ板は高い。オザキの安いヘゴでもビカクシダ向きのものは1600円~なので、そうしょっちゅうは買えない。
どっちを付替えるべきなんだろうか・・・。